大原家の生き方を、現代人の明日へ。
歴史を知り人々とつながり、未来の希望を紡ぐ
公益財団法人有隣会は、国指定重要文化財・旧大原家住宅(所在地:岡山県倉敷市中央一丁目2番1号)を、「語らい座 大原本邸(かたらいざ・おおはらほんてい)」として、一般公開いたします。
この施設は現在も生活空間として一部が使われている「生きた重要文化財」であり、できるだけその姿を残す形で展示空間を確保しました。住宅部分を除く、江戸時代の商家だったころに多くの人達が出入りしていた場所を公開します。
「語らい座大原本邸」では単に歴史を羅列し過去を振り返るだけにとどまらず、その時代時代は常に先端であり本質でありつづけたからこそ今があるという視点から、これまで知られなかった歴史や地元倉敷への新たな認識を表現するとともに、来館者が自らと語り合い、仲間と語り合うことで未来の希望を紡いでいく、それを応援する場所(触媒・カタライザー)でありたいと思っています。